専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
待望の左回りで勝負態勢!
2017/1/28(土)
どうも!美浦の古川です。
今週末から東京競馬場への通勤。1回東京が開催されるこの時期は一番寒く、観覧席が吹きさらしの東京競馬場は大の苦手。毎年必ずと言っていいほど風邪をひき、体調を崩すのがお約束となっている。本日土曜は比較的暖かかったが風は強く、完全な防寒対策をして競馬を見ていた。インフルエンザも流行っているので、皆さんもご自愛を。
さて、日曜の「穴ズバッ」は東京10R・節分Sの⑧チャンピオンルパン(牡6、美浦・勢司厩舎)を取り上げる。勝ち星の4勝が全て左回りのサウスポーだが、前走の中山戦では昇級初戦ながら見せ場タップリの④着。陣営も「実績のない右回りを考えれば及第点だし、いきなりクラスにメドが立った」と満足げ。
この中間は厩舎に置いて仕上げられ、待望の左回りに向けて万全の態勢。陣営は「広くて直線の長い東京はベスト。タメを利かせて直線で抜け出してくれればチャンスがありそう」とトーンは前走以上。戸崎に鞍上強化したことからも勝負態勢が窺え、54キロのハンデを活かせれば勝ち負け十分。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。