専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
重賞と合わせてこの馬に期待!
2017/2/4(土)
どうも!美浦の古川です。
先週は開幕週の東京で2勝を挙げた好調の手塚貴久厩舎。今週は東京新聞杯に出走するヤングマンパワーと合わせて色気を持っているのが日曜東京2R・3歳未勝利の①ワンナイトインパリ(牡3、美浦・手塚厩舎)。
デビュー戦から③②着と好結果を出したが、近走はサッパリ良いところがなく、手塚師は「芝では瞬発力不足で、勝ち切るイメージが湧かない」と、今回はダート戦に矛先を向けてきた。
スタミナがあるタイプだし、血統的にもむしろダートの方が合っていそうで、厩舎は「体調は良いし、ブリンカー効果も期待できる。気性が若いぶん砂を被った時が心配だから、早めに動いて行きたい」と積極策で上位を目指している。最内枠という点が気になるが、前々で流れに乗れれば一変しても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。