専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
いぶし銀の手綱捌きに期待!
2017/2/17(金)
どうも!美浦の古川です。
ジョッキー生活33年目のベテラン柴田善臣騎手は年齢(50歳)でも2番目だが、今週土日は14頭に騎乗と意欲的。そしてフェブラリーS(G1)ではサウンドトゥルーに代打騎乗となり、どんな手綱捌きを見せてくれるか楽しみである。
さて、柴田善の土曜騎乗馬の中で狙ってみたいのが、東京5R・3歳未勝利⑭ローリングタワー(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)。柴田善が久々に跨がった前走は早めに先団に取りつく競馬で④着となり、鞍上も「よく食らいついていたし、以前に乗った時よりも馬が良くなっていた」と好感触。この時の③着馬は次走でも連対しており、未勝利脱出にメドが立ったと言える。
この中間も2週続けて併走馬に先着しており、更に上昇気配。平坦小回りに実績があるが、今の良い状態なら東京コースでも問題ない。いぶし銀の手綱捌きに導かれ能力を能力を発揮できれば更なる前進も可能だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。