専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
関西馬相手に逃げ込みを図る!
2017/5/5(金)
どうも!美浦の古川です。
今週から東京競馬場では5週連続開催となり大いに盛り上がるだろうが、今週「穴ズバッ」で狙うのはその裏の新潟開催。そして土曜は障害戦を取り上げる。
新潟4R・障害未勝利の⑩デュアルメジャー(セ5、美浦・黒岩厩舎)は前走の初障害戦で大逃げを打ち見せ場タップリだった。直線で一杯となったが掲示板は確保しており、鞍上の草野騎手も「馬に任せて任せるままに逃げてしまったが、もっと我慢させていたら粘り込めたかも」と悔しがっていた。
その後は疲れが出たため放牧に出たが、リフレッシュして帰厩。稽古では行きたがるところを見せていたが動きは良く、陣営は「飛越は上手いので、あとは折り合いだけ。大分落ち着きは出ているので、道中我慢できるようなら上位争い可能」と前進を期待している。
鞍上の草野は真面目な性格で、2度目となる今回はどう乗るか研究済み。「ペースを落として乗れれば好勝負になっていい」と気合い十分で、印が集まる関西馬相手に逃げ込みを図りそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。