専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ユタカの手綱捌きに期待!
2017/5/20(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の「穴ズバッ」で挙げたヒカリブランデー(京都10R)は関西遠征の関東馬ということもあり7番人気の低評価。12番人気のゴーインググレートが外から差し切ったが、ヒカリブランデーも直線でいい伸びを見せ③着。クラスを勝ち上がる力はあるが、ダート短距離の番組が限られており、次走は未定。今後も注目していきたい1頭だ。
さて、オークス当日の日曜「穴ズバッ」は東京6R・3歳500万下に出走する⑮ジェイケイオジョウ(牝3、美浦・堀井厩舎)をオススメする。前走は11戦目にして初勝利と時間が掛かったが、そのレースぶりは内から馬群を割って鋭く伸びる好内容。そのタイムは500万でも即通用するもので、陣営は「折り合い面から昇級してペースが上がるのはプラスだし、今のデキならここでも楽しみはある」と期待十分。
今回は武豊騎手が手綱を取るが、昨秋の関東遠征の際に5度も騎乗しており、むしろ手が戻ったとも言える。当時よりパワーもつけており、ユタカの手綱捌きに期待したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。