日曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

当欄で以前に福島開催で特殊な条件として「ダート1150m」を挙げたが「芝2600m」も同様である。小回りの福島コースを1周半し、コーナーを6度も回るとあって「内枠が有利」と言われる。そして、距離ロスがなく運べるかが重要で、ジョッキーの乗り方が勝敗を分けると言える。

日曜「穴ズバッ」で挙げる福島7R・3歳未勝利の④ベルウッドミライ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)はデビューから5戦中4戦で野中悠太郎騎手が手綱を取り、既に手の内に入れている。その証拠に前走は他馬が早く仕掛ける中をジッと我慢して足を溜め、直線で外に持ち出すと良い脚を見せた。野中も「展開が向いてくれましたし、上手く運べました」と満足げで、未勝利脱出に手応えを掴んだ様子だ。

その後は多少疲れが出たが、間隔を取った調整で体調は回復しており、厩舎は「ここへ来て馬が充実してきた感じ。距離が伸びて更に楽しみ」と期待を寄せている。福島のこの舞台では前走のような乗り方では届かないことは鞍上も承知しており、減量を活かした競馬ができれば未勝利脱出のチャンス到来だ。