専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
好調田辺と相性抜群!
2017/9/15(金)
どうも!美浦の古川です。
ケガから復帰してからも好成績を残す田辺裕信騎手。先週の中山開幕週も京成杯AH(G3)のグランシルクでの勝利を含め2勝5連対と秋競馬も好発進。今週の土曜中山では9鞍に騎乗するが何頭か勝ち負けになりそうな駒もおり、土曜「穴ズバッ」で取り上げる中山12R・3歳上500万下の⑯オールデン(牡3、美浦・小西厩舎)もその一頭だ。
田辺が騎乗して未勝利を勝った後も④③着と安定。特に前走はメンバー最速の上がりを披露し、勝ち馬に0秒1差まで詰め寄った。陣営は「初の古馬相手だったけど大健闘。大崩れもなく相手なりに走るタイプ」と満足げだった。
その後は放牧でリフレッシュされ、ひと夏を越して馬体は成長。帰厩後の稽古ではパワー溢れる動きを見せ、陣営は「休み明けだけど仕上がりはマズマズ。中山にも実績があるし、前走内容からココでも勝負になるはず」と期待十分。久々に手綱を取る田辺との相性も良く、持ち前の安定感でココも上位争い濃厚だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。