専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
スタートを決めて押し切る!
2017/9/22(金)
どうも!美浦の古川です。
今週を含めてあと2週で終了する3歳未勝利。条件をクリアした馬のみが出走できる、いわゆる“スーパー未勝利”は生き残りを賭けた戦いとなり、今週も狙って面白い穴馬が出走する。ということで、土曜「穴ズバッ」では中山4R・3歳未勝利の⑧サンコロナ(牝3、美浦・天間厩舎)を狙う。
出走した8戦のうち6度掲示板に載っている堅実馬で、2走前の札幌戦では②着に粘り込んでいる。札幌での滞在競馬は小柄な牝馬とっては良かったようで、馬体重を減らすことなく、また連闘で使うほど状態は良かったようだ。
帰厩してからも元気一杯で、ラストチャンスに向けて態勢は万全。陣営は「今回は芝スタートだけど、経験はしているからね。先行力もあるし、スタートを決めて押し切りたい」と期待を寄せている。減量ジョッキーを乗せていることからも作戦は明確で、今の馬体の充実度なら勝ち負けも十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。