専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
最終週の福島からアツイ穴馬をお届け!
2017/11/17(金)
どうも!美浦の古川です。
朝夕はすっかり寒くなり、昼との寒暖差で体の調子はひと息。特に今週末が最終週となる福島の金曜は気温3度まで冷え込み、真冬並みだそうだ。さて、今週の「穴ズバッ」は土日とも福島から取り上げる。この寒さを吹き飛ばすようなアツイ馬券を狙うのでご注目あれ!
福島4R・2歳未勝利に出走する⑭アポロレイア(牝2、美浦・鈴木伸厩舎)の前走は上位には離されたものの掲示板に載り④着。⑪着だった初戦よりレース慣れもあって内容が良化している。スタートに難があるがそれも解消されつつあり、前向きさも出てきている。
この中間も津村明秀騎手が跨がって稽古をつけており、併せ馬でも遅れることなく動きもスムーズになってきている。陣営は「前走は初戦よりレースぶりも良くなったし、良馬場なら前走ぐらいやれる馬。放牧を挟んで状態は良いし、今回も良馬場でやれれば前進もあって良い」と期待を寄せている。福島の天気は傘マークもあるが、馬場が悪化するような雨は降らない模様。スタートを決めて前々で競馬ができるようなら、勝ち負けまであって不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。