専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
福島最終日にカツハルが暴れる!
2017/11/18(土)
どうも!美浦の古川です。
先週日曜は福島に遠征したカツハル(田中勝春騎手)は、3鞍の騎乗ながら2度の馬券圏内入り。今週日曜も福島で6鞍に騎乗するが、馬券に絡んできそうな馬が何頭かおり、大暴れする予感がする。その中から日曜「穴ズバッ」では福島3R・3歳上500万下に出走する⑮グレイスニコ(牝3、美浦・土田厩舎)をオススメする。
ダート2戦目の前走は好位を進み、勝負所から馬群を割って上がって行くと直線で前を捕らえ①着。不良馬場で前が残りそうな展開を早めの仕掛けで快勝した内容は素晴らしく、500万でも即通用するはずである。前走後はヒザの骨折があり休養を余儀なくされたが、厩舎は「シッカリと乗り込んでいるし、稽古での動きもスムーズ。久々だけど仕上がりは良い」と態勢は整っている様子。さらに「前走の内容から昇級にも壁はなさそうだし、レース勘さえ戻っていればイキナリからやれていい」と休養明け緒戦からの構えだ。
カツハルは追えるジョッキーなだけにこの馬とも合いそうで、昇級戦が嫌われて人気を落とすようなら絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。