専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
阪神でマウレア、中山ではコノ馬に期待する手塚厩舎!
2017/12/9(土)
どうも!美浦の古川です。
日曜は阪神ジュベナイルF(G1)にマウレアを送り込む手塚貴久厩舎。厩舎の評価は「能力は姉アユサンよりも上」との事で期待が掛かる一戦ではあるが、輸送するとカイ食いが細くなる事が懸念される。木曜更新の「四方山話」でもお伝えした通り、当日の馬体重は要チェックだ。
その手塚厩舎がこっちで期待しているのが、日曜中山7R・3歳上500万下に出走する⑮リトルレグルス(牡3、美浦・手塚厩舎)。近走は掲示板に載れておらず、前走後はリフレッシュのため放牧に出された。手塚師は「夏場は体重が減り本調子ではなかったが、この休養で体は戻った」と休養前とは別馬のようで、さらに「鉄砲駆けするタイプだから、今回は楽しみ」と、陣営はイキナリから期待している様子。
この外枠なら内を見ながらポジションを取れるし、乗り替わりとなる大野拓弥騎手も2走前に騎乗しているので心配なし。近走の着順と休み明けが嫌われるようなら、馬券的には絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。