専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜12R】実績のある中山で巻き返しを図る!
2017/12/23(土)
どうも!美浦の古川です。
昨日、テレビでも放映された有馬記念枠順抽選会。見てはいないがなかなかの盛り上がりだったようで、キタサンブラックが武豊の手で1枠2番を引き当てた時は響めきがあがった模様。有終の美を飾るべくお膳立てができたと言え、ラストランでどんな走りをするか注目したい。なお、私の最終結論はこれまで同様、メガ盛り競馬新聞にて公開させていただく。
さて、土曜「穴ズバッ!」は、中山12R・3歳上500万下の⑮ザベストエバー(牡3、美浦・武井厩舎)をオススメする。今回は骨折休養で8ヶ月ぶりの実戦となるが乗り込み十分で、陣営は「少し太いがデキは良い。いきなり勝ち負けになっても不思議ではない」と自信を覗かせている。
元々は新馬勝ちした素質馬だが、長い間500万で低迷。2走前にハナ差②着して現級突破にメドが立ったが、前走で⑩着惨敗となった。この結果に陣営は「初めての左回りでコーナーのまわり方が良くなかった」と語っており、今回は実績のある中山で巻き返しを図っている。外枠を引いてしまったのは想定外だが、スムーズに流れに乗れれば一変があって驚けない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。