専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
期待馬で厩舎に待望の初勝利を!
2018/2/10(土)
どうも!美浦の古川です。
2018年の競馬が始まって早1ヶ月が過ぎたが、なかなか軌道に乗れないのが岩戸孝樹厩舎。出走頭数は少ないがいまだ馬券圏内がなく、厩舎関係者としてはまず片目(1勝)を開けたいところだろう。厩舎スタッフがここ最近「この新馬は楽しみ」と言っているのが、日曜の東京3R・3歳新馬に出走する⑬コーズウェイベイ(牝3、美浦・岩戸厩舎)である。
昨年末に入厩してから1ヶ月以上に渡って乗り込まれており、跨がった田辺裕信騎手も好感触。また厩舎も「時計は平凡だけど、動きが良くて能力は十分にある。血統的にもダートは合うと思うし、初戦から勝負になっていい」と期待を寄せている。兄姉馬にはダートで活躍した馬が多く、半姉ハーロンベイはダートで4勝を挙げている。稽古の良さを活かした競馬ができれば、厩舎に待望の初勝利をもたらす可能性も十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。