専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
芝を求めて意欲十分の阪神遠征
2018/4/6(金)
どうも!美浦の古川です。
以前は「西高東低」と言われた関西馬と関東馬の格差もなくなりつつあり、今週の桜花賞(G1)には6頭の関東馬が西下する。中でも国枝厩舎が管理するアーモンドアイは牡馬相手のシンザン記念で大外一気の差し切り勝ちしている。関西圏に出走する関東馬は人気の盲点になる事が多く、勝負の遠征の際は積極的に馬券を買うことをオススメする。
さて、土曜の「厳選馬」で挙げる阪神6R・3歳500万下の②バトルマイスター(牡3、美浦・手塚厩舎)も紙上の印とはウラハラに、陣営が意欲を持っての阪神遠征である。これまでの4戦は全てダートで、2戦目で初勝利を挙げたが、その時は後続に5馬身の差をつける圧勝だった。昇級後は人気になりながら2戦とも掲示板を外し、手塚貴久調教師は「前走はゲートを出ず、道中は余計な脚を使ってしまった。それに1800mは距離が長かった感じ」と力を出し切れなかったことを強調する。
先週、出走想定を見て「芝に出るの?」と驚き、手塚師に聞くと「前から芝を使いたかった」と言う。日曜中山6Rの芝1600mの登録も結果的に除外となったが、今週は中山に番組がなかったためか阪神の芝1600mに出走。これは本気だと思った。手塚師は「相変わらず調子は良い。ブリンカー効果が期待できるし、マイルなら力を出し切れるはず」と色気タップリ。
日曜の桜花賞にはマウレアを送り出す手塚厩舎だが、土曜の同馬にも一変を期待しており、今週末の阪神は手塚厩舎の愛馬2頭に要注目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。