専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
芝替わりで一変!アッサリ差し切りも!
2018/4/27(金)
どうも!美浦の古川です。
世間では明日よりゴールデンウィークとなり、長い人では9連休となるらしい。競馬界でも今週は古馬の長距離No.1を決める天皇賞・春(G1)が行われ、盛り上がりは最高潮。どうぞ、ゴールデンウィークは当コラムで競馬を楽しんで下さい。
さて、土曜の「厳選馬」でオススメする東京5R・3歳未勝利の⑮ラブリランテ(牝3、美浦・竹内厩舎)は、新馬戦で2着している素質馬で、先行馬有利のダートの不良馬場の中、メンバー最速の上がり披露。パサパサのダートだった前走で11着に敗れていることから、芝の方が向いていると思われる。陣営も「元々芝向きだと思っていたし、鞍上も同意見。スタートがカギだけど、スムーズなら初芝でも勝負になって良い」と期待を寄せている。
この中間は放牧で立て直しを図り、ここを目標に調整。ゲート練習によって課題のスタートも克服しつつある。今の未勝利では能力上位で、東京のこの舞台ならアッサリ差し切る場面も想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。