専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【東京9R】馬券的には今回が狙い目!
2018/5/19(土)
どうも!美浦の古川です。
今年2月末で解散となった池上昌弘厩舎。管理していた馬の何頭かはご子息である池上昌和厩舎に転厩し、キングリッド、ダイワドノヴァンの2頭が勝ち上がっている。
日曜の厳選馬で取り上げる東京9R・調布特別の⑤クラークキー(牡4、美浦・池上和厩舎)も、池上昌弘元調教師が現役当時に「いずれはオープンぐらいまで行って欲しい」と言っていた期待馬だ。
池上昌弘厩舎に在籍していた前走(2/4東京)は、好位追走から抜け出して500万を快勝。その後は放牧に出され、今回が転厩初戦となる。入厩後はプール調教を併用して仕上げられ、ウッドコースでの最終追い切りでは1000万のキングリッドと併せ意欲的な稽古を敢行。厩舎では「転厩初戦になるが動きは良いし、ここでも能力は十分に足りると思う。ちょっとゲートに難があるけど、そこをクリアしてくれれば勝負になるはず」と期待を寄せている。
東京コースはベストだし、鞍上も武豊騎手なら鬼に金棒。馬券的には今回が狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。