専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
夏競馬は新馬戦で儲ける!
2018/6/1(金)
どうも!美浦の古川です。
G1シーズンしか競馬をやらない方もいると思うが、競馬は夏が面白いと言いたい!今週よりクラス再編成や2歳新馬戦がスタートとなり、いわゆる夏競馬の到来だ。新馬戦はのちにクラシックやG1戦線で活躍する馬と、未勝利で終わってしまう馬とが同じスタートラインに立って出走となる。馬を見極めることさえができれば、難なく馬券を獲ることができるのが新馬戦だと思っており、当欄でも積極的に新馬戦を取り上げて儲けていただこうと思っている。
早速、土曜の厳選馬では新馬戦を取り上げる。東京5R・2歳新馬でデビューする③ジョディー(牝2、美浦・戸田厩舎)は牝馬ながら馬格のあるダイワメジャー産駒。半姉レーツェル(マンハッタンカフェ産駒)は新馬、500万と連勝していることから、同馬にも早い時期からの活躍が期待されている。
入厩時から併せ馬で追われ、ウッドコースでの最終追い切りでも強めに追われる新馬(日曜東京5Rでデビューするポルーニン)に馬なりで先着している。併せた相手も兄姉にオープン馬がいる素質馬だが、陣営は「こっち(ジョディー)の方が新馬向きで、反応が早くていいスピードを持っている。やればやるだけ動くタイプで、終いも切れそう」と期待を寄せている。
鞍上の武藤雅騎手も付きっ切りで稽古に跨がり素質の高さを感じ取っており、稽古通りなら初戦から勝ち負けになるだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。