専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【中山7R】未勝利勝ちの舞台でソロソロ順番!
2019/1/12(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜推奨のホウオウトゥルース(牡3、美浦・高木登厩舎)はスタートから全然進んでいかず、最後に脚を使うも9着まで。「他の馬を気にしたり、砂を被ってイヤがったりで競馬になりませんでした…」と騎乗した大野も首を傾げていた。
初めての実戦で幼さがモロに出てしまった格好だが、能力は間違いなくある馬。兄たちのように早めに去勢に踏み切る可能性もあるかもしれないが、いずれにしろ今後必ず走ってくるハズだから一戦だけで見限らないで欲しい。
さて、日曜はダートの長丁場戦、中山7Rに出走の⑩トモジャタイクーン(牡4、美浦・鈴木伸厩舎)を狙ってみようと思う。
昇級してからはしばらく苦戦が続いたが、長めの距離へシフトしてからはレースぶりが徐々に安定。陣営も「休み明けを使いつつ良化ムード。今週の動きも文句なしで、デキは更に上向き。未勝利勝ちの中山で2400mなら舞台も絶好。ソロソロ順番でしょう」と鼻息が荒かった。
充実一途でこのメンバーなら、今度こそ惜敗続きにピリオドを打ってくれるだろう。この馬軸の流し馬券で勝負するつもりだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。