専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【中山9R】勢いのある側には乗るのが鉄則!
2019/1/13(日)
どうも!美浦の古川です。
日曜推奨のトモジャタイクーン(牡4、美浦・鈴木伸厩舎)は2着。前半はいい感じで運べたが、勝った馬の早めの仕掛けで最後は少々苦しくなったかな。それでも目下の充実ぶりを示す現級での初連対、条件さえ噛み合えば2勝目は時間の問題だろう。
さて、三日開催の最終日からは、中山9R初凪賞に出走の⑨ダイワドノヴァン(牡5、美浦・池上和厩舎)を狙いたい。
昇級で常識的には甘くない条件だが「ここへきて着実に力をつけています。前走は上がりも最速で、ようやく馬が本格化してきた印象。走り慣れたベスト舞台で今の充実ぶりなら十分戦えそうだし、メンバー的には連勝まであっていいですよ」と池上昌和師。
厩舎も1週目で早くも2勝と好スタートを切り、追い風が吹いている。ギャンブルの鉄則だが、勢いのある側には乗る手だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。