専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
「元値はクラシック級」の期待馬登場!
2019/1/25(金)
どうも!美浦の古川です。
今週から東の開催が中山から東京に替わる。冬場は芝よりダートの番組が多めに組まれるから、芝のレースについては馬場傾向をいかに早く掴めるかどうかも大きなカギ。
昔と違ってJRAのHPでも馬場管理の状況なんかは公開されているが、数値だけでは測れない部分もあるからな。競馬場に足を運んで、最後は自分の目と感覚を大事に馬券を組み立てるよう心がけている。
さて、土曜の推奨馬は10R・クロッカスS出走のルガールカルム(牝3、美浦・田村厩舎)だ。
新馬戦を快勝して、2戦目のベゴニア賞はスタートで出負け。1番人気を裏切ってしまったが、あの形で0秒5差なら悲観する必要はない。中間立て直しをはかり、体をフックラ見せて上々の仕上がり。
東京は2回目になるし、陣営が「元値はクラシック級」と評価している期待馬。力通りなら巻き返し必至だろう。この馬に関しては馬場云々関係なく、迷わず連軸指名といく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。