専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
厩舎の期待馬が待望のデビュー!
2019/3/15(金)
どうも!美浦の古川です。
だんだんと暖かくなって、春本番もすぐソコ。花粉症の人にとっては辛い季節だが、トレセン関係者でも目を赤くして鼻にティッシュをあてながら苦しそうに仕事をしている人が結構いるな。
それと、3歳の新馬戦が今週で終了。未勝利戦は8月一杯まであるとはいえ、悠長に構えていられなくなる時期に突入してくる。休み明けの馬や使い詰めの馬については、特に状態の見極めが大事になってくるから要注意だ。
さて、土曜の推奨馬はその新馬戦から。中山4R出走のラスベガステソーロ(牡3、美浦・武井厩舎)をオススメしたい。
骨折でデビューがここまで遅れたんだが、ケイコの動きをみても相当な素質を感じさせる好素材。師もかなり期待している1頭で「順調だったら2歳重賞を獲れる」くらいの手応えを感じていた馬。
鞍上もケイコに跨って好感触。細かい適性はまだ不透明な部分もあるが、新馬レベルだったら無条件でまず突破できるだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。