専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【ダービー卿CT】成長した姿をここで見せる!
2019/3/29(金)
どうも!美浦の古川です。
今日は花冷えの1日となってしまったが、関東地方ではもう桜も見ごろ。来週が桜花賞なので、阪神がタイミング良く晴れて満開の桜の下でクラシック第一弾となれば最高だな。
では早速、土曜の推奨馬へいこう。狙いは中山メイン、ダービー卿CTの⑫プリモシーン(牝4、美浦・木村厩舎)だ。
前走のターゴイズSは1番人気を裏切ってしまった(8着)が、4角で包まれるロスが響いての0秒3差。内容的には悲観するほどの負け方ではない。
秋華賞でも出遅れながら大崩れはしなかったし、中間3ヶ月の休養で心身ともに一回り成長。能力さえシッカリと発揮できれば、差し切り十分。
勝って大舞台に挑む同じシルクRの同期(ドバイターフ・アーモンドアイ、大阪杯・ブラストワンピース)にエールを送る形になれば最高だろう。
関西馬の⑤ギベオン、②フィアーノロマーノあたりも強力だが、相手で真っ先に狙いたいのは⑩ロードクエスト(牡6、美浦・小島茂厩舎)。「短期放牧を挟み、更に良くなっている」と厩舎サイドは色気タップリ。配当妙味もあるので穴でオススメだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。