専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
土曜日は「負けられない」と自信満々の馬から!
2019/5/24(金)
どうも!美浦の古川です。
季節外れの暑さでホントに参っちゃうな。しばらくこんな天気が続くみたいだし、日曜はピーカン照りの中で『真夏のダービー』になっちゃうかも。
オークスも2分22秒台の速いタイムが出たし、ダービーもかなりの確率でレコード決着となるんじゃないか。
令和最初のダービーが盛り上がるのはいいけど、ノームコアの一件もあったし、あんまり馬場が硬くなって脚元に過度な負担が掛からないか心配しちまうな。
さて、土曜の推奨馬。一番自信があるのは、東京12Rの③レッドフレイ(牡4、美浦・木村厩舎)。
人気を裏切った前走はハイペースを強気に先行したのが完全に裏目。陣営は鞍上の乗りヘグリと見ていて、立て直した今回は馬のリズム重視で抑える作戦とのこと。
素質は1000万でも上位と評価している期待馬で、厩舎サイドは「負けられない」と自信満々だった。
東京8Rも狙いたいレース。人気必至の①バルトフォンテンが、取材の感触だと微妙なニュアンス。ここは好枠を引き当てた④ダイイチターミナル(牡5、美浦・高市厩舎)。
仕上がり途上だった前走を叩いて、デキが上昇。馬が充実してきた今なら高速決着にも十分対応してくれそうだ。手広く流して高配当ゲットといきたいモンだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。