専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【日本ダービー】人気急落で高配当間違いなし!?
2019/5/25(土)
どうも!美浦の古川です。
今日の東京競馬場もアツかった~。ほとんど夏競馬かっていう蒸し暑さだった。
昨日ここで推奨した東京8R◎ダイイチターミナル(牡5、美浦・高市厩舎)からの馬連万馬券ヒットがなかったら、ダルいのと悔しいのとでシンドイ帰り道になるところだった笑
さて、明日はいよいよ日本ダービー。令和最初っていうのもあるが、今年はスター性のあるアノ馬もいるので、相当な数のファンでスタンドが溢れかえるんじゃないか。
そう、無敗の皐月賞馬⑥サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居厩舎)がドンと構えているからな。
皐月賞で接戦だった⑦ダノンキングリー(牡3、美浦・萩原厩舎)の陣営に逆転の可能性を探ってみたんだが「具合はかなりイイんですけど、アノ馬が相手ですから…」と歯切れは今ひとつ。
やっぱり軸は不動とみて、サートゥルの逆転候補というより、ヒモの相手探しに専念したほうが良さそうだ。
ここ2戦の敗戦で人気がガクンと落ちる⑨ニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)が絡めば、高配当は間違いないだろう。
皐月賞は道中で他馬と接触してリズムを崩したのが全て。能力の半分も出せずに終わってしまった。重賞2勝の実績と内容はここに入っても見劣りしないし、要はスムーズに走り切れるかどうかだけ。
鞍上の勝浦も「前走は度外視」って感じで諦めてないし、厩舎サイドでハミを工夫するなんて話も。息の入らないタイトな流れのほうが却って競馬がしやすいし、大一番でアッといわせる反撃を期待してみたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。