専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【ユニコーンS】波乱前提で狙うのは…
2019/6/15(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜は朝イチに、『競走馬飼料からの禁止薬物検出』による大量の競走除外を聞かされてビックリ。何十年も競馬と付き合ってるオレでも初めての事態だ。
天候悪化も相まって、一筋縄で収まらない競馬だらけだろうと予想していたが、そのとおりだったな。
日曜も波乱前提で、馬券を組み立てる必要があるだろう。7頭立てになってしまった函館スプリントSに食指は動かないが、東京メインのユニコーンSは馬場状態がポイントか。
前走で連勝はストップしてしまったが、収穫も多かった⑥デアフルーグ(牡3、美浦・鈴木伸厩舎)が今度は逆転できると睨んでいる。
スタートや直線での位置取り、前走は「負けて強し」の2着。重賞でさらにメンバーは強化されるがまだ奥もありそうで、そのレースぶりに注目したい。
東京6R⑧トライフォーリアル(牡2、美浦・萩原厩舎)、東京7R⑬ロジヒューズ(牝4、美浦・古賀慎厩舎)あたりでうまく資金を造って、少し手広く流して勝負しようと思っている。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。