専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
長期休養明けも調教の動きはバツグン!
2019/7/12(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は重賞が函館記念だけなので少し寂しい感じもするが、昔にくらべれば重賞の数もだいぶ増えたからな。たまにはこんな週があってもいいモンだ。
さて、土曜の福島からはブランク明けの2頭をオススメしようと思う。
まず1頭目は福島7Rの⑦ラギッド(牡3、美浦・矢野英厩舎)。
11ヶ月ぶりだけに、どこまでレース勘が戻り切れているかはカギだが「脚元はもうスッキリとして、攻めでは抜群の動き。今の未勝利ではモノが違いますよ!」と陣営は超強気だった。
もう1頭は福島12Rの③レストンベ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)。
こちらも未勝利を勝って、一息入れて2ヶ月ぶりなんだが「カイバ食いが良く馬体が更に増えて、充実期に突入。前走の勝ち方が鮮やかでしたし、昇級でも不安より楽しみのほうが大きいです」と厩舎サイドは怪気炎。
いずれも人気が割れそうなレースだけに、馬場コンディションと当日気配をチェックして、一番オイシイ券種で仕留めたいと思ってる。バッチリ決めて、函館記念の資金造りといきたいな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。