専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【レパードS】人気でも優位は動かない!
2019/8/3(土)
どうも!美浦の古川です。
今日も暑かったが、やっぱり3場とも良馬場でやれるのが何より。あんまり暑いと馬も夏負けが心配になってくるが、そこら辺りのケアの仕方も様々。
担当スタッフのコミュニケーションや対処方法でもだぶ違ってくるし、最後は厩舎力の差が結果になって表れてくる。
新潟は輸送負担を軽減する為、現地に滞在する馬も例年以上に多いんだが、チョットした差が大きい差になる上級条件なんかでは特に注意した方がイイ。
新潟のメイン、レパードSは関西馬も多くて結構な混戦模様だが、個人的には、当初ココを目標にしていて狙おうと思っていたゴルトマイスターが順調さを欠いて使えなくなったのが残念でならない。
やっぱり人気でも⑩デルマルーヴル(牡3、美浦・戸田厩舎)の優位は動かないんじゃないか。
日曜はメインよりも前で勝負を賭けようと思っているんだが、まずは新潟6R・2歳新馬の⑰トロワマルス(牝2、美浦・杉浦厩舎)。美浦の北馬場で久々に顔を合わせた師が「これは買えるなら自分で狙いたいくらいだよ笑」と終始ご機嫌でオススメしてくれた。
それと、手塚師が「ここは負けられない!」と相当力の入っていた、新潟10R・驀進特別の⑭サラドリーム(牝4、美浦・手塚厩舎)。千二の前走はもう一息だったが、得意の千直なら話は別。ここ1本に絞って申し分のない仕上がりだから、頭から狙わない手はない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。