専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】中間はしっかり調整!素質の高さは折り紙付き!
2019/8/9(金)
どうも!美浦の古川です。
台風が2つも発生してお盆明けの天候は心配だが、土日の新潟は開催に影響がなさそうで何より。札幌は悪天候で生憎の馬場みたいだけどな。
さっそく、土曜の狙い馬といこうか。明日は前半と後半で1頭ずつ面白い馬がいるんだ。
まずは、新潟6R・3歳未勝利の①ヒドゥンヴェール(牝3、美浦・勢司厩舎)。
前走は休み明け、小回り福島で出遅れもあったが、大外を追い上げての3着。能力の高さを披露したんだが、今回は新潟の外回り1800mと舞台は大幅に好転。じっくりと脚をタメることができれば、直線だけで突き抜けるシーンまであっていいゾ。
もう1頭は新潟12R・3歳上2勝クラスの⑧アロハブリーズ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)。
今までは体質が弱くて、加減をしながらの調整だったんだが、それでも未勝利と1勝クラスと2連勝。素質の高さは折り紙付きで、この中間は今までよりも負荷をかけた攻めができているって話。
指揮官も「今の状態なら昇級でも。3連勝も十分狙える」と相当色気のある様子だった。どっちも配当妙味が期待できそうなだけに、バッチリ仕留めて日曜に弾みをつけたいな!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。