専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【オールカマー】どこまで強くなる?本格化した馬から相手探しの1鞍!
2019/9/21(土)
どうも!美浦の古川です。
昨日もここで言ったけど、今週は土曜より日曜に狙いたい馬が固まった感じ。資金配分、メリハリをつけて工夫して買わないとダメかも。
ただ、頭数や人気のバランスを考えると、皆さんにオススメすべきは後半のラスト2鞍となるかな。
まずメインのオールカマー(G2)は⑦ウインブライト(牡5、美浦・畠山吉厩舎)。週中にも少し紹介したけど、付きっ切りでケイコをつける松岡が何しろ手放しで大絶賛。
「イヤー、この馬まだ良くなってますよ古川さん。どこまで強くなっていくのか。もうオレが乗る馬のレベルじゃない(笑)」と冗談交じりでVサイン。それだけの充実ぶりなら素直にこの馬からの相手探しで大丈夫だろう。
あとは最終の中山12R・3歳上2勝クラス。調教師が「コレはホントに楽しみです!」とオススメしてくれた⑥ベアクアウフ(牡3、美浦・清水英厩舎)も忘れずに狙わないといけない1頭。
前走の札幌戦は一息入って仕上がり途上、半信半疑だったらしいが横綱相撲でアッサリと押し切り勝ち。「あのデキで勝っちゃうんですからフロックじゃないです。コッチが考えるより力を付けてるんですね。今度は上積みが大きく申し分ない状態。3連勝も夢じゃないですよ」と随分鼻息が荒かった。
穴人気になっちゃうかも、なんて少し心配したんだがザッと新聞をチェックした感じそこまで印は重くない。配当妙味もそれなりに期待できそうで、楽しみでならない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。