専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【火曜勝負レース予想】絶対王者に迫る!?スター候補を先物買い!
2019/10/14(月)
どうも!美浦の古川です。
今日は朝から気合を入れて東京競馬場に足を運んだんだが、あと少しで3着馬が抜けて万馬券を獲り逃したり、惜しいレースが多かったな。
火曜の代替開催で巻き返し!って言いたいところだけど、頭数の寂しいレースが多くて馬券的に食指が動く馬は少なめ。
次は新潟を含めた3日間開催になるので、次へ上手くつなげられるよう折り合いをつけながら、ピンポイントで馬券作戦を組み立てようと思ってる。
まずは、障害重賞の8R・東京ハイジャンプ。メイショウダッサイとトラストの関西馬が人気だが、⑥シングンマイケル(セ5、美浦・高市厩舎)で逆転が狙えるんじゃないか。
前走でコンビを組んで勝利に導いた石神が「力をつけてますね。オジュウチョウサンでも良い頃の体のハリが戻っていない今ならこの馬を負かすのは簡単じゃないかも」って褒めてたくらい。オッズと相談して見合うようなら強気に張ってみてもいいかもしれないな。
あとは9R・プラタナス賞の①トライフォーリアル(牡2、美浦・萩原厩舎)も面白い1頭。
ケイコをつけてる助手が「前走は重賞で相手も揃っていましたからね。中間デキが随分良くなってるし、ダートでも大丈夫。まだ見限っちゃダメですよ」と色気十分。
人気は関西馬だろうが、金曜から競馬場に缶詰めじゃ調整もカンタンじゃない。あんまり人気にならなそうだし、萩原厩舎はこのレース3年連続Vと相性抜群。狙ってみる価値アリだよな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。