専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
とにかくスピード豊富!新馬同士なら逃げ切れる!
2019/10/24(木)
どうも!美浦の古川です。
先週の3日間開催でようやくイレギュラーな開催もひと段落。色々なストレスもなくなって、通常モードに戻ってホッとしているところだ。
今週は何といっても豪華メンバーが揃った、令和最初の天皇賞(秋)が楽しみで仕方ないよな。
今回は『メガ盛り新聞』のほうじゃなくて、週末の当コラム内で最終見解を披露する予定になってるから期待していて欲しい。
また今週も少し天気が気になるが、日曜は何とか良いコンディションで歴史に残るような名勝負を堪能したいものだな。
ここでは天皇賞週の東京でデビューする2歳馬を1頭紹介しておこう。土曜の東京6R・2歳新馬に出走予定のデュードヴァン(牡2、美浦・加藤征厩舎)だ。
目立つような速い時計は出していないんだが、乗り込みは十分で陣営の評価が高い。
「とにかくスピードに恵まれている。新馬同士だったら逃げ切れると思う」と指揮官も星勘定するほどの好素材。先々まで楽しめそうだが、まずはデビュー戦でどんな走りを見せるか注目したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。