専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】狙わない手はない穴馬で一発!
2019/11/22(金)
どうも!美浦の古川です。
関東地方はあいにくの雨。日曜まで降り続く予報なので、いくら水捌けの良い東京競馬場でも道悪競馬は免れないな。
となると、馬券のウェイトは芝よりダートに置くのが賢明。せっかく海外の名手がこぞって集まるので、良馬場での腕比べを堪能したいところだが、こればっかりは仕方ない。
まずは、土曜の馬券作戦といこうか。
馬券妙味がありそうな穴馬から。東京8Rの⑭ベバスカーン(勢司厩舎)だ。
苦手な夏場には使わずじっくり休ませて、中山、新潟と2回叩いて状態面がグンは上向き。ベストの東京にキッチリ狙いを定めて、デムーロへ鞍上も強化。前走もスムーズならもっと際どかったように、6歳でも衰えは皆無。
ここは関西馬や骨っぽい馬も何頭かいるんだが、外めの枠からスムーズに能力を出し切れれば十分勝負になっていい。この人気で買えるのなら狙わない手はないよな。
あと、最終12Rの⑬アフランシール(尾関厩舎)も忘れちゃいけない。
半年ぶりで牡馬相手の前走でも際どい3着。使って順当に良化しているし、厩舎サイドも「今週自信があるのはコレです」と太鼓判。今度は牝馬同士に替わるし、道悪さえこなせばアッサリだと思うゾ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。