専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【ステイヤーズS】バテない強みをフルに発揮できれば面白い!
2019/11/29(金)
どうも!美浦の古川です。
東京開催が終了して今週から東はオレのホーム・中山開催。体調もだんだん回復してきたし、これで狙った馬券をビシッと仕留められればシャキッと元気になれそうだ。
さっそく、土曜の馬券作戦といこうか。
まずは中山7R・3歳上1勝クラスのアースコレクション(牡6、美浦・尾関厩舎)。4ヶ月ぶりだが「今回の休養が大きなプラス。今まで気になってた股関節の不安がすっかり無くなって最近では一番の状態。今のデキなら勝ち負けになっていい」と西塚助手。
元々現級勝ちがある実績上位が万全の仕上がりにも関わらず人気は控え目、狙わない手はないだろう。
もう1頭も人気薄。中京12R・長良川特別のイタリアンホワイト(牝5、美浦・相沢厩舎)だ。初ダートの前走はまったく競馬にならず完全度外視でいいし、ここ目標に仕上げて具合は相当イイようだからな。
以前より落ち着きが出てきたので、距離も今ならこれくらいあったほうがいいと思う。この条件でシッカリ能力を出し切れば、アッサリ勝っても全然不思議はないゾ。
最後になったが、中山メインのステイヤーズSは関西馬のリッジマンが一番頼りになりそうなんだが、手塚厩舎のモンドインテロ(牡7、美浦・手塚厩舎)も悪くない。
3年前と去年の3着馬。去年と同じビュイックが騎乗するのも心強いし、このメンバーで切れないけどバテない強みをフルに発揮できれば面白いと思うな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。