どうも！美浦の古川です。

昨日も言ったが、今週は重賞5本立ての豪華版。今から資金配分に頭を悩ますくらいだが、このご時世、馬券を買える楽しみがあるのをいつも以上に幸せに感じるな。

土曜は空模様が心配なので、馬場状態を入念にチェックしてほしいな。さて、土曜の重賞ジャッジといこうか。

【土曜中山11R 中山牝馬S(G3)】

＜本命馬＞
距離の長かったオークス、秋華賞を除けば一度も崩れたことがないコントラチェック(牝4、美浦・藤沢和厩舎)。中山は【3-1-0-0】と滅法得意で、同舞台のフラワーCで圧勝歴もあるからな。

「ココ目標に仕上がり万全」と陣営は仕上がりの良さに太鼓判を押しているし、「行く馬がいれば控える競馬でも大丈夫」って折り合い面の進境にも手応えを掴んでいる。ズバリ、主役はこの馬だろう。

＜激走候補＞
穴で狙いたいのが、昨年の2着馬ウラヌスチャーム(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)。相手が強力だったG1、G2のここ3戦こそ厚い壁に跳ね返された格好だが、牝馬同士のG3だったら話は別。中間は在厩調整し、「太目が絞れて良くなってる」と厩舎サイドは上積みを強調。

少し乗り難しいタイプだが、去年と同じ53キロのハンデと横山典の手綱は魅力タップリ。一発あって何ら不思議ないゾ。

【土曜中京11Ｒ ファルコンS(G3)】

＜本命馬＞
かなりの混戦模様だが、前走で戦法をガラリ一変、逃げの手に出てまんまと押し切ったラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)が中心だろう。

ゲートで立ち遅れることが多かった馬だが、あんな競馬もできるのなら精神的に成長した証拠。脚質の幅が大きく広がったし、武豊が再度コンビを組んでくれるのも心強い。初コースの今回も大崩れするシーンはまず想像しづらい。

＜激走候補＞
どれくらい人気が落ちるのか分からないが、アブソルティスモ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)の前走は展開不向きでルメールが大事に乗り過ぎた挙句の敗戦。力負けじゃないし、ペースが流れる多頭数の重賞ならグンと競馬がしやすくなるハズ。

距離こそ違うが、2走前に中京で勝った丸山との再タッグ。相当ヤル気だったし、厩舎サイドも「好位で上手く折り合えれば逆転できる」って鼻息が荒かった。関東馬の意地を見せて欲しい。