専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
好調の福島より東京の新馬!
2014/11/14(金)
どうも!美浦の古川です。
今週で終了する「アキフク」こと秋の福島開催。この4週間で2勝6連対と好成績を挙げる小島茂厩舎はこの土曜福島にも5頭出走させる。しかしながら土曜の「穴ズバッ」で注目したいのが、東京5Rに出走する小島茂厩舎の新馬⑥スレッジハンマーだ。
地味な血統ではあるが、陣営は「スタートは良く、時計もまずまず。稽古での走りから、ダート短距離の舞台はピッタリ」とイキナリから期待を寄せている。
ひと追い毎に鋭さが増しており、最終追いでは古馬相手に先着。跨った田辺も「気のいい馬で乗りやすい。実戦に行って更に良さそう」と好印象で、前向きな気性から初戦こそ狙い目だ。
強敵は海外セール出身のマル外馬④アジアンテースト。同僚のアジアエクスプレスと同じ馬主で、こちらも期待馬。厩舎は「まだ緩さがあって、良くなるのはこれから」と言いながらも「素質だけで勝っちゃうかも」とも。能力は相当なだけに侮れない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。