専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
復帰後初勝利どころか固め打ちも!?
2014/11/22(土)
どうも!美浦の古川です。
後藤浩の復帰戦となった土曜東京では、パドックやスタンドから「おかえり」といった声援が投げかけられ、どれだけファンが待ちわびていたかがよく分かる。2戦目の東京3Rニシノハッスルで首差②着となり、惜しくも復帰後の初勝利を逃した形に。しかし、駒が揃っている日曜には勝つ事が出来るだろうし、このラインナップなら固め打ちだって可能だ。
その騎乗馬の中で狙ってみたいのは、日曜東京12Rの⑫マンインザムーン。前走の福島戦では出入りの激しい競馬でリズムを崩し惨敗。その前走後に放牧へ出され立て直しを図り、今回は4ヶ月半ぶりの実戦。帰厩後は1ヶ月以上に渡って乗り込まれ、騎乗する後藤浩もここ2週に手綱を取っている。厩舎サイドでは「多少体に余裕があるけど、マズマズの仕上がり。乗り役も手応えを掴んでくれているようだし、広い東京コースならイキナリからやれそう」と期待を寄せている。
手広く買っても儲かりそうなところだが、ここは後藤浩の復帰を祝って単勝一本で勝負してみるつもりだ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。