専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ジャパンCの資金作りはこの穴馬!
2014/11/29(土)
どうも!美浦の古川です。
今年のジャパンCは例年以上の豪華メンバーで、どの馬が勝つのか本当に興味深い。日曜の東京競馬場は天気が回復との事なので、何万、いや10万人以上の競馬ファンが来場するであろう。来場予定の「穴ズバッ」読者のために、ジャパンCの資金作りとして穴馬を取り上げよう。
東京7R⑫シャインアローはデビュー戦を快勝。時計は平凡だったが、好スタートから先行して楽々と抜け出したレースぶりは上々。陣営も「気性面の不安があって競馬に行ってちゃんと走れるか心配だったが、素直に運べて上手い競馬だった。抜け出す脚も速く、鞍上も『すごく乗りやすかった。次も乗りたい』と言ってくれた」と満足げだった。
ただ、この中間はカイ食いが落ちたようで馬体減りが心配だが、稽古では元気一杯の動きなので大丈夫であろう。レースも2度目であり、鞍上も色気タップリとなれば狙って損はない。
強敵は⑥ミッキーユニバース。新馬戦を圧勝後は相手が強かったが、500万のここなら力上位。一本調子なところも、一戦毎に競馬を覚えてきた様子で、リラックスして走れれば首位争いであろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。