専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
単勝2800円ズバッ!
2015/1/11(日)
どうも!美浦の古川です。
日曜の「穴ズバッ」でオススメした中山10R 初咲賞の⑥オメガキングティーは9番人気1着という低評価をあざ笑うかのような勝ちっぷり。厩舎では「古馬になって体質も徐々に改善されてきており、今回は力を出せる状態」と言っていたが、正に話どおりだった。
馬券は「単複」と申し上げたが、単勝2800円・複勝830円の好配当。「穴ズバッ」読者にとってはオイシイ“お年玉”になったのではないだろうか。
さて、この勢いで、月曜の「穴ズバッ」も北村宏の騎乗馬を狙い撃とう!
中山9R 頌春賞の④スズヨストラはもともと現級勝ちのある実力馬で、昨秋復帰後から一戦毎に着差を詰めており、前走は勝ち馬から0秒6差。
北村宏によると「前走は太め残り(プラス4キロの484キロ)で伸びあぐねていた」と言っており、この中間は汗取りパットを着けて長めに追われたとの事。これにより体は絞れているようだし、動きも良化している。当日の馬体重とパドックでの確認が必要になるが、力を発揮できれば勝ち負け十分である。
馬券はここも相手を広げるよりかは、単複での攻めが得策で、柳の下の2匹目のドジョウを狙いに行く。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。