専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
若さはあるが素質は十分!
2015/2/27(金)
このたびは後藤浩輝騎手の訃報に接し、ご家族には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、故人のご冥福を心からお祈りいたします。
古川幸弘
池上厩舎のスポークスマンだった調教師のご子息である池上昌和助手が今年、新規調教師試験に合格して、3/1(日)から厩舎を開業。池上助手の合格が決定してからは池上調教師自らに取材を受けてもらっているが、今週は結構良いメンツが揃っている様子だ。
土曜・中山3R(3歳未勝利)の⑪ラブオーディーンは、前走1番人気に推されたが14着惨敗。この内容に池上師は「3コーナー過ぎで怪しくなり、4コーナーでは外に逃げて大きく膨らんでしまった。まだ幼いところがある」と首を傾げるが「素質はあるので力さえ発揮してくれれば未勝利は勝てる」と期待を寄せている。
この中間は調教再審査となったが問題なくクリアしており、今回はブリンカー着用で出走。新馬で2着している素質馬だけに、テン乗りの(三浦)コウセイが上手く回って来れれば好勝負になって不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。