専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
経験馬相手でもイキナリ!
2015/4/10(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は桜花賞、次週は皐月賞と3歳の頂点を決める一戦が行われる。その裏で3歳新馬戦は終わっており、未出走馬は経験馬相手の未勝利戦でデビューする事になる。その際にイキナリから勝負になるかの取捨は難しいと思われがちだが、仕上げた厩舎関係者や跨がったジョッキーの話を聞けば問題は解決する。
土曜「穴ズバッ」で取り上げる中山5R(3歳未勝利)の④ケイビイノキセキも初出走になるが、稽古に跨がった鞍上の吉田豊は「大型馬だけどイイ動き」と好感触。さらに厩舎でも「ここまで来るのに時間は掛かったがようやく仕上がった。スタートも良いし、素質も十分。イキナリ走っても不思議ではない」と色気タップリ。
ここ2週続けて格上馬に先着しており、このメンバーなら勝負になりそう。馬券的にも初戦こそが狙い目で、この紙上の印なら手広く買ってもお釣りがきそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。