専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
穴ジョッキーの豪腕に期待!
2015/6/26(金)
どうも!美浦の古川です。
昨日の「四方山話」でも取り上げた短期免許を取得して日本で騎乗しているリサ・オールプレス。先週勝利したネコタイショウ(土曜東京9R)は9番人気で、穴ジョッキーぶりは目を見張るものがある。
身元引受である二ノ宮厩舎の馬に騎乗した時の活躍が目まぐるしく、馬券に絡んだ14回中9回(6/21現在)が同厩舎の管理馬である。土曜「穴ズバッ」でオススメする東京12R(3歳上500万下)の⑯ロッカバラードもリサと二ノ宮厩舎のコンビ馬だ。
リサが騎乗した近2走では勝ち馬にハナ差②着、0秒1差④着となり、差す競馬に脚質を転じてから好走しており、当人も「500万を勝ち上がるチャンスはある」と手応えを掴んでいる様子。
また厩舎でも「この中間も順調な追い切りを消化しており、好調をキープ。距離をマイルから1ハロン短縮するのは好材料。最後まで渋太さを発揮してくれれば、今回も好レースになるはず」と期待を寄せる。
相手の中には降級馬が何頭かいるが、3度目となるジョッキーの手綱捌きに期待したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。