専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
元祖穴ジョッキーで押し切り狙う!
2015/6/27(土)
どうも!美浦の古川です。
2015年の上半期を締めくくるグランプリ宝塚記念。世間的には3連覇が掛かるゴールドシップの一強ムードが漂っているが、私の本命◎は別の馬だ。その馬はG1前日公開の「メガ盛り新聞」でご確認あれ!
さて、週中の「四方山話」から穴ジョッキーのリサ・オールプレス騎手について話してきたが、元祖・穴ジョッキーと言えば江田照男であろう。その江田照騎乗の東京1R(3歳未勝利)の⑥オランジュバトーをで推奨したい。
前走は果敢に先行する積極策だったが、展開が厳しく、直線で力尽きて④着。それでも陣営は「ブリンカー効果があったね」と手応えを掴んでおり、いよいよ未勝利脱出にメドが立った様子。
この中間は乗り込み十分で、久々を叩いた事で動きも急上昇。「他馬を気にするところがあるからハナに立つのが理想。再び牝馬同士だし、ここは何とかしたい」と押し切りを目論んでおり、マイペースに持ち込めればあれよあれよの場面が想像できる。朝イチから良いスタートを切りたいものだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。