専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
勝負は日曜日こそ!これが厩舎期待の新馬!
2015/7/11(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜福島8Rでは管理馬のツインキャンドルが快勝した手塚厩舎。週中のトレセンで手塚師は「1700mの距離は正直長い」とトーンは低かったが、結果は4馬身も後続を突き放した。毎週取材している身としては、どこか歯がゆいが(笑)、「日曜の方が揃っている」という師の言葉を信じて、ココは手塚厩舎を狙いたい。七夕賞(G3)の②アルフレード同様に力が入っているのが、福島5R(2歳新馬)の⑬ローズクランスだ。
厩舎では「もうひと追い欲しかったので、このスライドは歓迎」と先週の除外は想定内で、ココを目標に調整。毎週併せ馬で追われ、1週前にはさきのアルフレードと互角の動きを披露。さらに今週は古馬500万に0秒6も先着しており、仕上がりの良さをアピールしている。付きっ切りで跨がる武士沢が「迫力満点の動き。これからもっと良くなる馬だが初戦から勝負になる」と言えば、師も「当日極端にテンションが上がらなければチャンスはある」とともに色気タップリ。瞬発力の脚質は小回りの福島向きと言え、ココは初戦から狙いたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。