専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ウチパクの渾身騎乗に期待!
2015/7/25(土)
どうも!美浦の古川です。
大接戦の福島リーディングジョッキーだが、土曜終了段階でウチパク(内田博騎手)がトップに躍り出た。久々に訪れたタイトル奪取のチャンスだから、ここは気合い十分であろう。
日曜は8鞍に騎乗するウチパクだが、狙いは夏の福島、最後の鞍となるメイン・福島テレビオープンの②アロマカフェだ。3歳時に重賞タイトルを獲った実力馬だが、古馬になってからは目立った成績を残しておらず、すでに8歳。一変するのは厳しい年齢ではあるが、厩舎サイドは「この中間は短期放牧を挟んで、ココを目標に調整してきた。体の使い方は良いし、とにかく雰囲気が抜群」と状態の良さを強調。厩舎としても先週の函館記念をダービーフィズで勝って勢いに乗っており、このアロマカフェも続けと気合い十分である。
福島コースはラジオNIKKEI賞勝ちに加え、昨年のこのレースもウチパクが騎乗して②着と抜群の相性。さらに前走の東京戦で自身の持ち時計を縮めているように、高年齢ながらますます充実しており、ココはウチパクの渾身騎乗に期待だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。