専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
敗因明確で今回で巻き返す!
2015/9/19(土)
どうも!美浦の古川です。
「仕上がりは良い」「勝ち負けが期待できる状態」にも関わらず、「何であんなに負けたか分からない」と思わぬ惨敗をすることが競馬にはある。その敗因を馬自身に聞きたいところだが、それは無理な話で、勝ち負けになる実力がある馬なら次走で狙うために敗因を掴んでおきたいところだ。
日曜の「穴ズバッ」でオススメする中山12R(3歳上500万下)の②オーロラッシュも、前走の⑨着には首を傾げた。管理する土田調教師に聞くと「気難しい馬で返し馬をちゃんとやらなかった。それが良くなかった」とのこと。結果的には久々もあって、気合い乗りが今イチだった様子。
この中間は回転の速いピッチ走法で良い動きを見せており、一度使って気配上昇。土田師も「稽古通りに競馬で走ってくれれば勝ち負けになって良い」と巻き返しに期待。
今回は3走前に②着している舞台で、鞍上も柴田大知騎手に替えて反撃態勢。近走の惨敗で人気を落とすようならココが絶好の狙い目であろう。
※今週の『メガ盛り新聞』では古川幸弘のローズS予想を公開。「穴ズバッ」読者は必ずご覧あれ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。