専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
月曜はこの厩舎の3頭を狙い撃つ!
2015/10/11(日)
どうも!美浦の古川です。
矢野英一調教師とは、父である矢野照元調教師ともに親子二代に渡って懇意にしてもらっており、週中のトレセン取材でもいい話が聞けた。「これは初戦から期待している」というのが月曜東京4R(2歳新馬)の②レディーゴーだが、私が是非とも狙いたい穴馬は、月曜東京1R(2歳未勝利)の⑥アッテンツィオーネだ。
デビュー戦はスタートで出遅れ⑧着と敗れたが、陣営は「ダートで下ろそうかとも考えていた。血統からもダート馬だと思う」と言い、2戦目の今回は迷わずダート戦に出走してきた。
前走後は放牧で立て直し、9月初めに帰厩して1ヶ月間ほど調整。稽古で古馬500万に先着するほど状態は良く、陣営は「ここへ来て馬がシッカリしてきたし、稽古量も豊富。これなら勝負になりそう」と勝ち負けを目論んでいる。
また、矢野英厩舎は東京6R(3歳上500万下)の⑥パンプルムースにも色気を持っているようで、この3頭は積極的に馬券を買ってみたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。