専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
先週の分も勝つ!
2015/10/16(金)
どうも!美浦の古川です。
先週の3日間開催では1勝止まりだった北村宏司騎手。②③着が多く惜しい競馬もあったが、今週のトレセン取材では「今週は先週の分も」と気合い十分。取り返さんとばかりに、土曜の騎乗馬で最も力が入っている様子だったのが、東京8R(3歳上500万下)の⑰クワトロガッツだ。
降級戦の前走は連戦の疲れがあったようで④着惨敗。その後は放牧で調整となり、今回は4ヶ月ぶりの実戦となる。帰厩後は乗り込み十分で、厩舎サイドは「この休養で上手く立て直す事が出来た。久々でも動ける状態だし、500万ならイキナリから勝負になると思う」と力が入っている。
また、鞍上も「東京マイルは適条件だし、ここでは負けられない気持ち」と星勘定に加えており、1000万で②着した2走前の競馬からも今回は勝ち負けだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。