専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
復帰後の初勝利を狙うJ!
2016/1/16(土)
どうも!美浦の古川です。
昨年9月のレースでの落馬により胸椎骨折で戦線離脱していた西田雄一郎騎手は昨年暮れに復帰。そして、先週の中山2日目4Rでは11番人気を②着に持ってくるなど、正月から穴ジョッキーぶりを発揮。
そんな西田が「今週はこの馬」と復帰後の初勝利を狙っているのが日曜中山10R・ジャニュアリーSの②トキノゲンジだ。
3走前のオープン特別で騎乗した時は後方から最内を突いて一気の差し切り勝ちで、他馬が止まって見えるほどの勢いだった。
今回再び手綱が回ってきた当人は「本当に決め手がある馬だし、高齢馬だけどまだまだやれる馬。今回もこの馬の力を見せつけたい」と久々の騎乗に腕を撫している。
前走のカペラSでも追い込んで0秒2差の⑤着と力を示しており、同じ条件のオープン特別となれば勝ち負け十分。さらに、この頭数なら馬群を捌きやすいだろうし、前が飛ばしてくれるような流れになれば差し切る場面が想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。