専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
2戦目の今回はガラリ一変!
2016/1/23(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜午後の中京競馬場で雪が降った様子(直ぐに止んだ模様)。中山や京都でも今夜雪予報が出ているので、「穴ズバッ」読者も日曜の開催状況や馬場状態が心配であろうが、まずは当欄のオススメ馬をご確認あれ!
さて、日曜「穴ズバッ」で狙うのは中山6R・3歳未勝利の②レモンフェイヴァーだ。初戦は天皇賞(秋)で騎乗のため東上した武豊騎手が騎乗。一瞬の見せ場はあったが、ゴール前で失速して⑩着惨敗。それでも厩舎は「急仕上げでの出走だったから、最後は甘くなってしまった。それでも素質の高さを感じるし、勝ち上がる力は持っていると思う」と今後に期待を寄せていた。
この中間は放牧で立て直され、帰厩後の稽古の動きを見る限りデビュー時よりもパワーアップした感じ。厩舎は「ジックリと乗り込んだし、併せ馬でしっかりと負荷をかけた稽古をしてきた。素材は良いので、今回は改めて期待したい」と一変を目論んでいる様子。
騎乗する蛯名正義騎手は今年ジョッキー生活30年を迎える超ベテランで、今回の中山芝1800mの舞台は昨年5勝を挙げる好相性だ。今回はテン乗りとなるが、持ち前の先行力を活かして回って来られれば勝ち負けまで十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。