調教ビフォーアフター馬
◎チェアリングソング
(牡6 美浦・青木厩舎)

調整内容に大幅な変更がある場合は、何かしら理由があるもの。今回当欄で取り上げるチェアリングソングは典型例かもしれません。

2ケタ着順に大敗した前走の韋駄天Sとは動きが一変。最終追いで美浦ウッドの自己ベストにコンマ2秒差に迫る5ハロン65秒9の好時計を叩き出しました。

BEFORE (前走:韋駄天S12着)
当週 美浦ウッド(良)
86.8 69.9 54.4 39.1 25.0 12.2 馬なり
AFTER (今回:福島テレビオープンの中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
82.8 65.9 51.5 37.5 24.1 11.8 一杯

注目は韋駄天S12着時との時計だけでなく手応えの差です。前走はスピードの絶対値が求められる直線芝1000m戦にも関わらず、ジョッキー騎乗で5ハロン69秒9(馬なり)。短距離のオープン馬とは思えない平凡な動きだったのは見逃せません。

韋駄天Sの最終追いで時計が遅くなった理由は「年齢を重ねて調教とレースの違いが分かるようになってきた」とのこと。前走の反省を踏まえて今回は騎手と比べて体重の重い調教助手が乗り、ビッシリ追われラスト1ハロン11秒8と意欲的な調整を施されています。

昨年の同レースでは人気薄で3着に好走。この中間は得意舞台に替わり攻めを強化してきた印象で、調教の動きから近走成績を度外視して狙う価値がありです!

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